VブレーキとSTIの三つの制約
やっとやって来た晴れの休日である。
今日はようやく1ヶ月ぶりに自転車に乗れた。
今日からは自転車に乗る服装が秋仕様である。
おたふくのパワーストレッチの上に速乾のポロシャツを着て走って来た。
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安かったので2着買ってみたのだが、中々快適だ。
朝の走り出しのみやや肌寒いが、体が温まり出すとすぐに寒さは感じなくなった。
下半身は、スポーツデポ・オリジナルブランドのストレッチタイツの上に速乾タイプの短パンを重ね着した。
こちらは税込み2999円で、なかなかリーズナブルだった。
が、もう少し寒くなったら自転車用のウインドブレーカーぐらいは必要になりそうである。
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実は密かにこの辺りを狙っている。
さて、今日の走行距離はこんな感じである。
久々に走れて、今とてもスッキリしている。
が、長期の雨続き後の荒川サイクリングロードは所々土手から染み出た雨水が路面に溜まっていて、だいぶ自転車が汚れてしまった。
実は、走った疲れよりも帰宅後の洗車で疲れてしまったのは、ここだけの話である。
さて、本題です。
クロスバイクをドロップハンドルに交換する場合、一番不安なのは「ドロップハンドル用のブレーキレバーでVブレーキを引けのるかどうか」だと思う。
シフトはSTIを諦めればバーエンドコントローラーという手も有るので、問題無い。
問題はブレーキである。
テクトロにはVブレーキもキャリパーブレーキも両方引けるドロップハンドル用のブレーキレバーが存在するようだが、私はどうしてもSTIという物を体験してみたかった。
STIの最大の長所はブレーキを引きながらシフトチェンジが出来る事だろう。
シフトチェンジの度にハンドルから手を離すWレバーやバーエンドコントローラーでは絶対に無理な芸当なのである。
さて、VブレーキとSTIとの相性であるが、結論はブレーキのアーム長が短いタイプの「ミニVブレーキ」あるいは、ミニVブレーキよりもアームが5mm程長いシマノの「コンパクトVブレーキ」であれば、引けるには引ける。
私はST2403でクロスター純正のRX-1でもシマノのBR-R353でもどちらでも引けた。
エスケープRXシリーズに装着されているようなロングアームのVブレーキは、アームの短いVブレーキへの交換が必要になる。
但し、STIでコンパクトVブレーキは引けるには引けるが、制約は間違いなく存在する。
シマノ非推奨なだけの事は有る。
制約の一つ目は、ブレーキレバーの型番によっては同じシリーズのキャリパーブレーキに合わせてブレーキレバーの引きしろが違うらしいということだ。
つまり、ST2403では間違いなく引けているが、それ以外の型番で引けるかどうかは私には断言できない。
試していないからだ。
制約の二つ目は、ブレーキの遊びは極力少なめに調整する必要があるということだ。
理由は、遊びが大きいと強く握った時にシフトレバーがハンドルに干渉するからだ。
例えば右レバーでの話しをすると、フルブレーキング中にシフトレバー内側の出っ張った部分がハンドルバーの外側に重なって当たってしまうので、シフトダウンの操作が出来ない。
これではSTIの恩恵の殆どが受けられないと言って良いだろう。
私がホイールの振れを取りブレーキの遊びを最小限に調整したのは、この二つ目の制約をクリアする為である。
制約の三つ目は、ロード用のドロップハンドル用ブレーキレバーとコンパクトVブレーキを組み合わせると、遊びを少なくするとブレーキの開放が出来なくなるということだ。
例えば、ホイールを外す場合はタイヤの空気を抜くか、あるいは締め直しによるケーブルのダメージを覚悟の上でブレーキケーブルを一旦ブレーキ本体から外す必要が有る。
(私ならタイヤの空気を抜くが)
これは家でメンテナンスの為にホイールを外す場合はタイヤの空気を抜いてからホイールを外し、装着後にまた空気を入れ直せば済むだけの話だが、これが外でホイールを外す場合はどうであろう。
一番考えられるのは、パンクしてチューブを交換する場合だと思う。
外す時は、そもそもパンクして空気が抜けているので問題無い。
しかし、チューブをはめる時にはチューブがリムに噛まないように空気を少し入れてから作業する。
そして間違いなくチューブ交換が出来たのか確認の為に試しに一度空気を入れるであろう。
せっかくパンク修理が終わったのに、ホイール装着前にまた空気を抜いて装着後に空気を入れ直すという二度手間は確実に発生する。
携帯空気入れで空気を入れる苦労が倍増する。
ボンベの場合は使用する本数が倍増する。
まあ最低週一でタイヤに空気を入れる事が習慣になっていれば、しょっちゅうパンクする確率は低いと思うが、確率には偏りが確実に存在する。
万に一つが運悪く二日連続で発生する確率や、万に一つが一日に二回訪れる確率はゼロでは無いという事だ。
なんかVブレーキにSTIを否定するような話ばかりになってしまったが、以上の三つの制約を受け入れる事さえ出来るので有れば、VブレーキにSTIは問題無いと思う。
私は受け入れた。
という事で、本日の独り言は終わりにしたい。
それでは。
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