クロスターさんといっしょ

ローコスト自転車ライフ キャドハチさんともいっしょです   レ・マイヨさん(パナモリ)も仲間入り

プロムナードハンドルで走って来た

プロムナードハンドルを装着後、計120キロ程走ったので感想を語ってみる事にする。

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まず独特の形状についてだが、装着後走ってみた感想としては前部の幅が狭い事以外は特に違和感は感じなかった。

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ハンドル幅は実測で560mm有り長過ぎるので100mm程カットしてしまっても良いかと思っていたのだが、実際に乗ってみると意外と手前部分は使う事に気付いた。

どんな時に握るかと言うと、まず極低速時だ。

極低速時にここを握ると、とにかく車体が安定する。ふらつかない。

人が多い場所ではとても安全だ。

あとは走行中に走りながら一息入れて休む時も握る。とても楽だ。

一度ここを握るメリットを理解してしまうと、もう体が自然に反応し握るべき場面では握ってしまう。

なのでハンドルカットは行わず使用する事にした。

そして、このハンドルは直線部分が長いので、意外とポジションに自由度が有る事も判明した。

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ホームポジション

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リラックスモード

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巡航モード

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巡航モード いつでも止まれるver

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戦闘モード(何とだ)

そしてプロムナードハンドルには意外な恩恵が有る事も解った。

なんと硬いアルミストレートフォーク特有のハンドルの振動から開放されたのだ。

ブルホーンハンドルのときは「衝撃吸収ジェル」をバーテープの下に貼って対策していたのだが、完全な対策とは言えなかった。

suou9072.hatenadiary.jp

今回も同様の手段で対策は行っているが、プロムナードハンドル装着後は荒い舗装面を走っても振動が殆ど掌に伝わってこなくなったのだ。

おそらく独特な形状のハンドルバー自体がしなって振動を吸収しているのだと思う。

 

プロムナードハンドルのメリットばかり並べてみたが、勿論デメリットも有るので、これから述べる事にする。

そもそも本来は街乗り用のアップライトなポジションにする為のハンドルなので、リーチが極端に短い。

長めのハンドルステムが必要だし、そこそこの距離を走る場合には以下のような形状のハンドルのほうが向いていると思う。

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あとプロムナードハンドルのデメリットとして、ドロップハンドル用ブレーキレバーの装着を想定していないハンドルなので、握る場所によってはブレーキレバーを握る為に握りなおしが必要な事くらいだろうか。

 

再び自転車に乗り出してからそろそろ1年。

バーハンドル、バーハン+エンドバー、ドロップハンドル、ブルホーンハンドル2本、プロムナードハンドル、と色々な形状のハンドルを試してみたが、プロムナードハンドルに落ち着こうとは思っていない。

どのハンドルも良い面、悪い面、有ると思う。一長一短だ。

この先どんなハンドルに辿り着くのかは自分でも解らないのは、ここだけの話である。

自分の自転車をどのような自転車に仕立て上げたいのか、方向性を見据えなければ自転車弄りはお金の浪費に終わってしまうであろう。

私は自分の自転車をオールラウンドで走れる自転車に仕立て上げたい。

街乗りからツーリング、体脂肪を燃焼させる為のサイクリングロード巡航や登りまでもだ。

それに一番近いハンドル周りは、ブルホーン+ギドネットレバー+sti以外のシフターだと薄々感付いてはいる。

そしてギアもフロント1枚+リア9枚か10枚なのではないかと思っている。

 

それでは。