緑のヘルシーロードで利根大堰まで行って来た
先週の日曜の話なのだが、奥方から一日自由に出掛けて良い許可を貰ったので自転車で走って来た。
いや、自転車で丸一日走るのは体力的に有り得ないのだが、ここは奥方の好意に甘えてある程度の距離は走ろうと思っていた。
だがしかし、家から利根大堰までは片道90キロである。
そもそも最初から利根大堰などという途方も無い場所を目指していた訳では無かった。
朝の時点では、去年途中までしか走破出来ていなかった芝川サイクリングロードを完走し旧大宮市辺りまで行って、何か食べて帰って来るつもりだった。
因みに出発は朝8時。
追い風に乗り、荒川サイクリングロードから芝川サイクリングロードの舗装区間が一旦途切れる武蔵野線の手前辺りまでは順調だった。
さあ、一旦芝川沿いを離れ次の舗装区間が始まる地点を目指そうと思ったまさにその時に、私の中のデビルが一瞬囁いた。
「緑のヘルシーロードって走った事ないよね?」
ああ、そうだ、、、私は緑のヘルシーロードを一度走ってみたい、、、
こうなると、もう体が自然に東の方角のヘルシーロード入り口へ向かってしまう。
なあに。さすがに利根大堰は無いにしても、七里辺りの公園を脳内ゴールにして走れば良いさ。
と思いながら走ったのだが、
ハンドル位置を上げて前傾姿勢を常識的な範囲に調整したおかげで、腕の妙な疲れからは開放された。
なので、ここまではすこぶる順調である。
しかし
追い風だったとはいえ、片道89キロは流石にやりすぎかも知れないと思った。
私の一日の最長走行記録は128キロである。
無事に家まで辿り着けるのだろうか。
因みに、利根大堰の見学施設には大堰魚道の観察室という場所が有って、
運が良ければ季節によっては鮭の川登りをガラス越しに見れるらしい。
素晴らしい。
さて、初めて走った緑のヘルシーロードの感想だが、見沼代用水の緑のヘルシーロード側を走ると、歩行者が多く場所によっては道幅が狭かったり舗装が石畳風だったりで、スピードは出せない印象だ。
散歩中の地域住民のご老人達はこの道に慣れ切っているのか自転車に道を譲ってくれるのだが、一々道を譲って頂くのも申し訳無いので、途中からは対岸の車道を走行した。
交差している道も多いので、筑波りんりんロード並みにストップ&ゴーも多い。
但し南側半分は木陰が多いので、夏場は日陰の無い土手の上を走るよりは快適に走れそうだ。
緑のヘルシーロード・水と緑のふれあいロード 情報 - 埼玉県
朝8時に出発して帰宅は17時前だった。
走行距離は自己記録更新の178キロ。
平均速度は21キロだった。
流石に150キロを超えた辺りからはふくらはぎと腿の内側が痛かったのだが、帰宅後食べるものをちゃんと食べて寝たら不思議と翌朝には痛みは無くなっていた。
ただ涼しい気候であったにも係わらず、その夜は異常に寝汗をかき睡眠は浅かった。
こんなにも寝苦しかったのはこの日だけだったので、今思えば体がちぎれた足の筋肉の細胞を修復する為に発熱していたのかもしれない。
人間の体って凄いな。
それでは。