クロスターさんといっしょ

ローコスト自転車ライフ キャドハチさんともいっしょです   レ・マイヨさん(パナモリ)も仲間入り

クロスターさん購入のいきさつ

 

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かつて私は中学生から高校生にかけて「ロードマン」という自転車に乗っていた。

当時、自転車のカテゴリーには「クロスバイク」や「ロードバイク」という呼び名は存在せず、「サイクリング車」というカテゴリーの呼び名の自転車であったと記憶している。

ドロップハンドルにWレバーで前2段、後5段の10段変速でハイテン鋼の鉄フレーム。

今のカテゴリーで言えば「ランドナー」的な存在の自転車である。

とてもイカしたグリーンメタリックの車体が気に入って通学やサイクリングに使っていたのだが、今から思えば、よくもまあ父親も当時5万円もする自転車をポンと子供に買い与えてくれたものだと感謝している。

正直、いま自分の子供達に5万円の自転車をねだられたら、私はとても困る、、、

私は17歳で原付の免許を取って以来、同じ2輪でもオートバイのほうに夢中になってしまい自転車とは長期に渡り疎遠になってしまったのだが、そんな私にも転機が訪れた。

二輪免許を取得して以来さまざまなタイプのオートバイを所有しさんざん走り回った。

エンジン形式で言えば2スト、4スト、単気筒、4気筒、2気筒も並列、Vツイン、排気量で言えば50、70、250.400.600、750、1000、1100、1230と、それはもう沢山の種類のオートバイを謳歌し、楽しいオートバイ人生だった。

しかし年々衰えていく反射神経や動体視力に、オートバイを操るには身体的限界が近い事も察しざるを得ない年齢になってしまったのも事実なのだ。

若い頃は、それこそ死んでもかまわない位の無茶な走りを散々したものだ。

しかし、今の自分は独り身では無い。

私がこの世からいなくなったら確実に家族が路頭に迷い、子供も進学を含む将来の夢を捨てなければならなくなってしまうかもしれないのだ。

趣味でオートバイはもうだめだと実感した。

そうだ、最近の自転車事情はよく解らなかったが、シフトの形状ひとつ見てもあの当時からしたら格段の進化をしているので、なんとなく興味はあった。

なんだかよく解らないが、自転車なら趣味としてオートバイよりも安全かつリーズナブルなので家族の同意を得やすい気がした。

長年蓄積された体脂肪も運動で燃焼させたい。

なので、今年の新年を迎えた辺りから再び自転車への興味が持ち上がってしまったのだ。

「オートバイは一通り散々乗って来たし、もう上がってもいいかな、、、」

そして私は、ネットで自転車のことを調べ始めるのだった。

投稿した写真は、私が今年の3月にオートバイを手放し購入した自転車だ。

納車当日に嬉しさのあまりいきなり60キロ以上走ってしまい、1ヶ月ほど重度の尻の痛みに悩んだのは、ここだけの話である。

この機種を選んだいきさつは、また後日に。

それでは。