三ヶ島ペダル
本日も晴天である。
走っておかなければ勿体無いので、午前中走ることにした。
ところが前ブレーキが片効き気味だったので、出発直前に軽く調整した。
またのっけからタイトルと全然違う画像で申し訳ない。
現在のブレーキは前後共シマノのコンパクトVブレーキBR-R353である。
一応SORAグレードらしい。
以前は上級グレードが存在したようだが、すでに廃盤のようだ。
STIとの相性を考えると、これかカンチブレーキくらいしか選択肢が無い。
純正のTEKTRO RX-1が、あまりにも片効きになる頻度が高かったので、業を煮やし交換した。
RX-1がどれくらい酷かったかというと、工業製品としての品質のバラつきも当然有ると思うし、私のがたまたまハズレだったのかも知れないが、月に3回は片効きの調整を行っていた状態であった。
台座のグリスアップも試みたが、結果は変わらなかった。
クレームで交換して貰おうかと思ったくらいだが、RX-1を使い続ける気は既に無くなってしまっていたので、6月にシマノのブレーキに交換してしまった。
まあ、RX-1のおかげでブレーキの調整を学習できたのだから、これで良しとした。
やはりシマノ製はブレーキの効き自体も良いが、加工精度が高い。
ブレーキ交換以来片効き調整を行ったのは、今回でまだ2度目である。
長くなりそうなので、ブレーキ交換の話はまた後日にする。
今日は芝川サイクリングロードを北上し、武蔵野線の手前あたりまで行ってみた。
往復70キロである。
外環の先あたりで未舗装路になってしまったので、先に進むのを断念した。
後ろを走るのは、武蔵野線の貨物列車だ。
そして、畑。奥のほうで野焼きしている。
この後、東浦和駅まで行って引き返した。
芝川サイクリングロード沿線はコンビニも比較的多めなので、急にアイスを食べたくなっても安心である。
関係無いが、シフトケーブルの触角はヘルメット置き場として便利である。
帰り道はお約束の向かい風だ。
明日は仕事なので疲れを残してはいけないと思い、無理をせずのんびりと走った。
いつも前置きがメインになってしまっている気がするのだが、書いているうちについこうなってしまう。
もういっそ、このスタイルを貫いてしまっても良いですか?
さて本題である。
ペダルの話だ。
クロスターに純正で装着されていたペダルには、微妙に表裏が有る。
最初は気にならなかったというか気が付かなかったのだが、気にし始めると今踏んでいるのが表側なのか裏側なのか、気になって気になって仕方が無かった。
単純に私の性格の問題なのかもしれないが、走行中にペダルの表側を踏む為に足元を常に気にして走るのは、気が逸れて危険だと感じた。
いっそクリートにしてしまえば解決なのだが、足固定はまだ怖い。
なので、表裏同形状の安価なペダルを物色し始めた。
ネットで調べたら、三ヶ島というメーカーの国産のペダルが有ることを知った。
youtubeにこのペダルを指ではじき空転させる動画が有ったので見てみたら、ベアリングの精度の高さに感動した。
平ペダルの交換を検討している方は、是非検索して見て頂きたい。
クロスターのペダルは指ではじくと「ネチッ」と1回転するだけなのだが、三ヶ島のペダルは「ジャーーーッ」と勢いよく回転するのだ。
さすがmade in japanである。
もうこれだけで購入決定する理由になった。
ペダルのベアリングの抵抗が少なく、スニーカーの靴底へのグリップは何の変哲も無い見た目からは想像出来ないくらいに良い。
ペダル交換後は、足が滑る事は皆無になった。
表裏同形状なので、足元を気にせず走る事に集中できる様になった。
ある程度距離を走ると、こういった些細な事の蓄積がジワジワと疲れに影響すると思う。
シルバーの表面加工も素晴らしい。
特に手入れはしていないが、装着して4ヶ月たっても表面の輝きは変わらない。
まだまだ小ネタは溜め込んでいるので、順次書いていきたい。
それでは。