ホイールの振れを取ったらブレーキの遊びを少なく出来た
今日は生憎の天気なので自転車には乗れていない。
仕方が無いので、クロスターさんを洗車した。
洗車と言っても、これで拭いただけである。
ドンキのカー用品売り場で売っているクルマの掃除用のウェットシートだ。
これ一枚でちょうど自転車一台キレイになるので、重宝している。
今日は車体を天地ひっくり返して、先週泥が跳ねて汚れた部分を重点的にキレイにした。
雨の日は自転車に乗れなくても、クロスターさんを磨いていれば楽しいのだ。
そろそろ本題に入っても良いですか?
6月某日
私のクロスターさんは、実は買った時からフロントホイールが少し振れていた。
振れていると言っても許容範囲内だったのかも知れないが、2ヶ月くらいしたら振れが段々大きくなり走行中にブレーキシューが擦るようになってきた。
やや大きめのブレーキの遊びをこれ以上広げるのは嫌だったので、ホイールの振れを直そうと思った。
初期不良なので買った自転車屋に持ち込めばタダで直して貰えそうなものだが、それではつまらないので自分で直してみた。
ホイールの振れを取るには何が必要か調べてみると、
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ちょ、、、高いです。
もっと調べてみると、フォークにタイラップを巻きつけてリムの振れを調整する方法が見つかったので、今回はこの方法でやってみる事にした。
タイラップは手持ちが有ったが本数が足りなかったので、100均で買い足した。
あと必要な道具と言えばこんなとこですかね。
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作業中の写真が無くて恐縮だが、やり方としてはタイラップをフォークに巻いて、リムとタイラップの先端がギリギリ当たらないくらいの長さでタイラップを切断し固定する。
先端は斜めにカットしておいたほうが、リムとの隙間が見易い。
左右のフォークにタイラップを固定したら、ホイールを空転させ一番振れている部分のスポークを1/4回転締める。締めたスポークの前後のスポークは1/8回転ずつ締める。
ネジというものは、構造上振動で自然に緩む事は有っても自然に締まる事はあり得ないので、スポークを緩める調整は行わない。
これを何度かくり返し、一番振れていた部分と二番目に振れていた部分のスポークの張りを調整したら、振れは殆ど無くなった。
どれくらい無くなったかというと、ブレーキの遊び(リムとシューの隙間)を1mm以下に設定してもリムとシューが接触しないくらいに、だ。
因みに、締めたスポークの場所が解らなくなると自転車屋に泣き付く羽目になりそうなので、私はたまたま工具箱に入っていた紙製のテープをタイヤに貼り目印にした。
但し、このやり方は正確にセンターが出せないのと、上下の振れの調整が物理的に出来ないので、自己責任でお願いします。
厳密な調整を行いたい方は、ホイールをショップへ持ち込むのが賢明であろう。
さて、自分で前後ホイールの振れを取りブレーキの遊びを小さく出来た上機嫌な私は、更なる未知の領域に手を染める事になる。
それは、ホイールベアリングのグリスアップである。
少しでも楽に走りたい。
グリスアップでハブの回転抵抗が少しでも減るのであれば、やる価値が有ると思った。
軽いホイールが欲しいのは山々なのだが、その前にこのホイールでやれる事は全てやっておきたかった。
だがしかし、この当時の私の知識は、カップアンドコーンて何ですか?という程度のレベルだった事は、ここだけの話である。
それでは。