8速で良くないか
先週末、先々週末とで計240キロ程走ったのだが、久しぶりに尻が痛くなった。
原因は解っている。
今年の夏に、どうせこの酷暑では長距離は走れないと思いハンドル位置を高めにセッティングしたからだ。
涼しくなり普通に往復100キロ以上走るようになると、ポジションの影響で自転車購入初期以来の尻痛に再び襲われる事となった。
なので、今日は朝からハンドルの高さを下げる作業を行った。
今年の夏は余りの暑さで短距離しか走らなかったので、高めのハンドル位置でも尻に負担は掛からなかったが、やはりこれくいらいのポジションが私には適正らしい。
そして、本日総走行6000キロを達成した。
さて本題です。
9速化してから400キロ程走行したのだが、最近ある事に気付いてしまった。
「9速って必要か?」
現在装着しているスプロケットは、スラムの11-13-15-17-20-23-26-30-34tだ。
勿論〇イクリーで購入した使用感の薄い中古品だ。
歯枚構成はシマノのCS-HG400の11-34tと同じ。
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現在フロントはシングルギアの38t。
平地で使用するリアギアは主に15,13t。
ホイールとクランクアームを変えてからは、17tの使用頻度はだいぶ減ってしまった。
登りもしかりで、純正の真・鉄下駄ホイールと170mmのクランクアームで走っていた頃は軽いローギアが必要だったのだが、先日東金まで走った際にはそこそこアップダウンの多いコースだったにも関わらず、登りは殆ど26t、急坂でも30tで事足りてしまった。
つまりトップ側は11-13-15が有れば良いし、ロー側も30tか32tが有れば15tからローギアまでの歯枚数が開いていても私は困らないという事になる。
だから「9速って必要か?むしろ8速でも良いんじゃね?」と思ってしまった訳だ。
まあサイクリングレベルならば、という条件付きなのだが。
8速のメリットとしてよく言われている事だが、まずパーツが安いのでお財布に優しい事が挙げられる。
スプロケット、シフター、チェーン等、10速や11速用と比べて、とにかく安い。
そして、リアディレーラーの調整も、さほどシビアでは無いので、ややアバウトな調整でも何とか走れてしまう。
せっかくの休日、メンテに時間を割くよりも、その時間を走る方にまわしたい。
あとこれもよく言われている事だが、万が一チェーンが切れるというアクシデントに見舞われたとしても、8速ならば最寄の自転車屋やホームセンターで修理が効く。
小型のチェーンカッターを持参していれば、自分で交換も出来る。
最近の私はインデックスのバーエンドシフターが欲しくて少しムラムラしているのだが、ついうっかりポチってしまった場合でも、8速用のバーコンならば6千円でおつりが来る。
ラピッドファイヤならば1千円台である。
購入したスプロケットが自分に合わなければ、また買い直すのにも躊躇は少ないだろう。
なにしろ安いのだから。
チェーンの耐久性だって自分で比較した事は無いのであくまで素人の主観だが、見た目的には肉厚な8速用の方が頑丈に見える。
フロントが3枚ギアならば、ローが21や23tの超クロスレシオのスプロケットでも、インナーの歯枚数の選択次第で登りも行ける。
8速のデメリットは、レース用の機材と比較して全般的に少し重い事と、操作系のフィーリングが劣るくらいだと思う。
だが私のように、安いのだから仕方ないと割り切れるので有れば、8速で何も問題無い気がする。
余談だが、先週野田市辺りを走っていたら、桜が一本だけ咲いているのを発見した。
大型台風の塩害の影響で各地で桜が狂い咲きをしているという情報は知っていたのだが、11月に開花しているソメイヨシノをこの目で初めて見た。
桜には種類がたくさん有って、年間を通して何らかの種類の桜が日本各地で咲いているという話は聞いた事が有る。
が、普通の桜並木に一本だけ秋に咲く品種を植える事はまず無いと思うので、これは狂い咲きなんだと思う。
それでは。
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