フロント24Tを試してきた
肋骨はひびを入れてから4週間経過し、ほぼ完治した。
なので、先週組んだチェーンリングを試す為に走ってきた。
試すと言っても近場に峠は無いので、近隣の平野なりに起伏が激しい地形の場所を走り周ってみる事にした。
地名に「台」「丘」「谷」「坂」等が付く場所は、大抵起伏の激しい地形だったりするが、「国府台」もその例に漏れず中々の坂道密集地域だ。
まずは一本目。
登り切ってから写真を撮り忘れた事に気付き、計2回登ってしまった。
これくらいはインナー24Tを使わなくてもセンター36Tで余裕である。
但し2本目は途中からダンシングしないとキツかった、、、
スマホを取り出して撮影準備中に、元気なローディーが軽快なダンシングで一気に駆け上がって行った。
若いって素晴らしいですね。
さて、高台の国分台病院の裏方面に廻ってみると、東側は見事な崖である。
崖下に降りる為の歩行者用階段が幾つか確認出来たが、どれも結構急な角度だ。
崖下に向かう道路を発見したので、降りきってから引き返し登ってみる事にした。
2本目
写真の一番奥が頂上では無く、突き当たりからさらに右180度後方にも坂が続いている。
ここはフロント36Tじゃ無理だ、、、
私は直感し、フロント24T-リア19Tからスタートした。
助走無しのシッティングだ。
写真の突き当たりまではなんとか行けたが、右にカーブしてからは
「む、無理、、、」
インナーローに落とし、坂の後半はシッティングのままなんとか登りきれた。
次はじゅん采池緑地方面に向かう。
ここら辺も坂が多い。
3本目
う。
まあいい、、、
ここは助走を使い一気にフロント36Tで登り切ったが、この時点で結構ゼエゼエ言っている。
一旦戻ってじゅん采池緑地内で息を整える。
大きな池があるのどかな公園だ。
勿論公園内は歩行者最優先で最徐行である。
話は逸れるが、私はサイクリングロードを走行中に時々危険な歩行者に出くわすのだが、歩行者の近くを走行する時は可能な限りスピードを落とし徐行する事にしている。
左右をまったく確認せずに横断してくる歩行者がいようが、道幅一杯に横に広がって歩いているグループがいようが、ロードバイクがビュンビュン走る道の真ん中で子供に自転車の練習をさせている親がいようが、道の真ん中で輪になって立ち話をするサッカーや野球をしている子供達の母親がいようが、道幅一杯を使い蛇行しながら進むローラーブレードの人がいようが、とにかく減速する。最徐行する。
なぜならば、いつ如何なる時も、何をやっていても、道路交通法上は歩行者の安全が最優先だからだ。
歩行者は、ある意味陸の王者なのだ。
法律上無敵なのだ。
だからこそ最徐行である。
因みに、一度だけ迷彩柄のウェアを着たランナーに出くわした事が有るのだが、あれだけは本当にやめて頂きたい。
迷彩柄が風景と同化して、本当に一瞬視認が遅れるのだ。
もし間違ってそんな人を轢いてしまったとしても、最優先されるべき絶対的存在は、歩行者なのである。
だからこそ、私は歩行者の近くを走り抜ける時は細心の注意を払って最徐行する。
話を戻そう。
公園内を探索中に、物凄いのを発見してしまった。
4本目。
公園内から伸びる急坂である。
写真撮影準備中に、クロスバイクの人が思い切り助走を付けてダンシングで登っていった。
地元の人だろうか。
ここはそういう登り方の坂らしいが、私は助走無しでいきなりインナーローで登板開始した。
しかし頂上直前の残り3mはシッティングのままでは無理だった。
たまらずダンシングでどうにか登り切れた。
ギア比1:1.04のトルクが荷重の抜けた後輪にダイレクトに掛かりスリップ寸前だった。
この日の全走行距離は20キロ程度だったが、想像以上に体力が消耗した。
こんな事で峠を登る事が出来るのか、不安になる一日だった。
それでは。