クロスターさんの近状
ああ暑い。
暑さのせいばかりではないのだが、最近めっきりクロスターに乗っていない。
CAADのドロップハンドルにすっかり慣れてしまったので、どうもクロスターのバーハンドルに違和感を感じてしまっていたのだ。
特に手首の角度に、である。
一旦気になり始めると、乗る気まで無くなってしまうのだから始末が悪い。
ならば手持ちのブルホーンハンドルにでも換えてしまえば良いのだが、ブレーキレバーとシフターの組み合わせを考え始めると、二の足を踏んでしまう。
過去に散々クロスターのハンドル周りを弄り倒した結果、コンパクトVブレーキにはVブレーキ用ブレーキレバーの組み合わせが最良と、自分で結論を出してしまっているからだ。
コンパクトVブレーキは、ロード用のブレーキレバーで引ける事は引けるが、上握りではVブレーキのロック寸前一歩手前の繊細なコントロールが不可能に近いのだ。
ギドネットレバーや補助ブレーキレバーならば、物理的に下握りとほぼ同じ状態になるので随分マシだったが、ケーブルを外さない限りVブレーキの開放が出来ない事は変わり無い。
Vブレーキ用のレバーは使いたい。
でも手首を不自然に捻って乗るのはイヤ。
なので、ハンドル幅を440mmにカットしてエンドバーを装着し、擬似ブルホーンにして乗っていた。
因みにホームポジションは、エンドバー側である。
これならば手首の無理な角度も解消し、Vブレーキレバーも使えるので、全ての問題が解決したと思いきや、益々どこを握っても違和感の有るハンドル周りになってしまった事は、言うまでも無い。
なので、せっかくキャリアやスタンドを装着して街乗り仕様にしたというのに、クロスターには殆ど乗らない、近場の買い物は徒歩かクルマといった、本末転倒ぶりだった訳である。
しかし、ふと冷やかしで入った最寄の〇イチャリの特売品ワゴンの中に、良さげなハンドルが有るじゃないか。。。
日東B206AAである。
しかも500円。
即買いだ。
これならばVブレーキ用レバーを使用しつつ、手首の無理な角度も解消される筈。
多分。
カットしたバーハンとの形状比較はこんな感じ。
これなら以前装着していたプロムナードハンドルのように窮屈なポジションにはならないだろう。
ついでに余っているナローワイドの38tでフロントシングルにしてしまえ。
近所に激坂は無いので、街乗り仕様ならこれで充分。
シフター無しの左レバーは、いつか使う事も有るだろうと思いストックしていたものだ。
たしかヨドバシで千円程度だった気がする。
暑いし面倒臭いしで、グリップ代わりのバーテープはまだ巻いていないのだが、近所を一周してみたら、思いのほか自然で楽なポジションになった。
120mmのステムの更に前方に握り位置が来て調度良く感じるという事は、このフレーム(Mサイズ)は私には少し小さいという事なのだろうか。
まあ兎に角、もう少し涼しくなったら、クロスターの出番も多くなる予定である。
それでは。
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