中古フレームを買ってしまった
やってしまった。
やはり酒が入っている状態でネットで商品検索をしてはいけない。
でも酔った状態だと、日頃抑制している本音や本性がポロリと出てしまうのはよくある話で、私がそれ程ロードフレームを欲していたという事でもある。
だから後悔はしていない。
今朝それが届いた。
2014年モデルのCAAD8である。
サイズは56。
ロードバイクは一回り小さめのサイズのほうが乗りやすいという話は聞いた事が有るのだが、私は体型の都合上サドル位置が割と高めである。
なので、ワンサイズ小さい=ヘッド位置が低い=前傾が更に厳しい
なのだ。
FUJIのウェブサイトの身長適合表によると、私の身長に適合したトップチューブ長はホリゾンタル換算で560mmらしい。
なので今回は迷わず56サイズを発注した。
色がクロスターと丸被りだが、元Kawasaki乗りはこの色が大好きなのだ。
ただ、組みあがった後に私がCAAD8でご近所を走っても、私の奥さんもご近所の人も含め、私の自転車が変わった事に誰も気が付かなそうだ。
ポチッてしまってから調べたのだが、2014モデルでこのカラーはTiagra装着仕様モデルの完成車だったようだ。
届いてから、ざっと状態を確認してみた。
目立つ転倒傷や歪みは無し。
大きな傷を補修してリペアした形跡も無い。
小傷は随所に有るには有るが、5年乗ってこの程度の傷ならば、相当大事に扱われていた個体なのだろうと、想像は出来る。
はっきり言って、2年乗った私のクロスターのフレームよりも綺麗だ。
お値段は、送料込みで3万2千円ちょいである。
個人売買では無くショップからの購入なので、流石に信用商売だからおかしな物は送って来ないだろうとは思っていたが、うん、お値段の割りには中々良い品が届いたと思う。
エントリーグレードのフレームとは言え、この私には必要十分以上だ。
暇を見つけて、ロードを一台組んでみようと思う。
あ、勿論私は意識が低いので、大混成のパーツが組まれた意識低い系ロードバイクが爆誕する予定である。
中古フレームをポチッた勢いで、こんな物も購入してしまった。
人生初ロードの次は、人生初105である。
5800のブラックだ。
私の速度なら、ソラかティアグラのキャリパーにシューだけ105でも良いかとも思ったのだが、差額で見ると数百円程度になってしまうので、思い切って買ってしまった。
しかしこれ、前後セットで買ったは良いが、どちらが前用なのかを理解するまでに少し時間が掛かってしまったのは、ここだけの話である。
まあ普通に考えたら、リアの取り付け部分よりもフォークの方が厚いよね。
でも、キャリパーブレーキの装着も人生初なので、きちんと調べてから装着しなければな、と思う。
それでは。
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ナオミちゃんに一目惚れ
ああ、困った。
ナオミちゃんに一目惚れしてしまった。
ナオミちゃんと言っても女性の話では無く、FUJIのNAOMIちゃんのお話なので、安心して欲しい。
そう、自転車のお話である。
ああ、美しい。
そもそも私はホリゾンタルフレームの自転車が好きなのだが、二年前の私が購入した自転車は、予算の都合上クロスターである。
アルミのスローピングフレームにアルミのストレートフォークが組まれた、同値段帯の自転車よりも少しだけ軽いのがとりえの自転車だ。
クロスターは、予算と見た目(特にフレームのカラーリング)で一目惚れしてしまい購入してしまった。
自転車のレースの事はよく解らないが、元Kawasaki乗りには、黒、白、グリーンのフレームカラーは、異常に胸に刺さるのだ。
長いブランクの末、いきなり10万円の自転車を購入して、その後趣味として続かなかったら勿体無いと思い、取り敢えず自転車購入資金は5万円台に設定した。
だが、今の私はどうだ。
もう趣味としての自転車に、どっぷりと首まで浸かってしまっている。
それにアラフィフの年齢の都合上、私には元気に自転車で走れる時間に限りが有るのだ。
そうだ、元気に自転車で走れる内に、是非とも私はロードバイクのフレームという物を体験しておきたい。
クロスバイクよりも短めに設定されたチェーンステーは、ダイレクトな駆動力を発揮するという。
そんな乗り物を、私は人生で一度くらいは所有してみたいと、刹那に願う今日この頃である。
軽さならアルミよりもカーボンの方が上だし、上級なコンポやホイールが組まれている自転車は、さぞ速いのであろう。
だが、レーシングスペックに興味が無い私にとって、FUJIのNAOMIちゃんは、まさに地上に舞い降りた天使のように見えてしまったのだ。
まずケーブル内装の、ホリゾンタルのアルミフレームが美しい。
完全ホリゾンタルなのに、実はアルミの6000番台という所が、また良い。
フレームのカラーリングも美しい。
少し微妙にくすんだマットのライトブルーが、私のお気に入りだ。
装備されたパーツもブラック系で統一されていて、見た目がとても引き締まっている。
実に私好みだ。
ホリゾンタルならクロモリでしょ、という声も有ると思うが、自転車熟練者程の脚力が無い私にとって、多少硬かろうが軽さは正義だ。
さんざんアルミストレートフォークのクロスバイクに乗って来たので、しなやかであろうカーボンフォークが装着されているのであれば、乗り心地は問題無さそうである。
コンポも9速のSORAであるが、8速でも満足出来てしまえる私には、上等な装備だ。
お値段も10万円前後で、ああ、これは日頃の節約を心掛ければ何とか購入出来そうな価格だな。
ああ、でも、TNIのフレームセットと105のキャリパーブレーキを購入して、手持ちのパーツで自分で自転車を組んでしまえば、完成車を買うよりも安くロードバイクが手に入ってしまうので、実に悩ましい。
でもアルミの7000番台はガチガチに硬いらしいので、格安フレームなら私にはNESTOのフレームセットの方が合っているのかも知れない。
でもTNIはスローピングフレームとはいえ大きいサイズのフレームはほぼホリゾンタル形状なのに対して、NESTOのフレームセットは完全スローピング形状なので、ここも悩ましいポイントである。
まあ、自転車は考えている時が一番楽しいな。
それでは。
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ブルホーンハンドルにギドネットレバーとバーコンを装着した
注文していたギドネットレバーとバーコンの双方が装着出来る寸法のブルホーンハンドルが到着したので、早速組んでみた。
バー径が23.8mm以内で先端部分の内径が19mm以上でないと、ギドネットレバーとバーコン双方の装着が出来ない。
そして形状的には、ドロップ無しで先端が上に曲がっているタイプが好みなのだが、これが意外と選択肢が少ない。
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注文した品とは違うブランド名が表記された品が届いたが、寸法は間違い無いのでOEM品とかであろうか。
まあ、気にしない事に。
取り敢えず仮組みし、外したプロファイルデザインのハンドルを上に載せ、形状を比較してみた。
中々立派な角である。
ここまで先端は握らないし、あまり角が長くてもシフター位置が遠くなるので、10mmカットする事にした。
そして、電動ドリルも登場である。
この際ハンドルステムも80mmから90mmに交換してしまおう。
もちろん〇イクリーで買った中古品だ。
セール期間中だったので、500円ちょいだった。
あとは、シフトとブレーキのケーブルを組んで、バーテープを巻けば完成である。
だいぶハンドル周りがスッキリした。
本来ギドネットレバーはVブレーキを引くためのブレーキレバーでは無いのだが、アームが短いミニVブレーキ、或いはシマノのコンパクトVブレーキであれば、一応装着は可能である。
しかし、振れが極力少ない状態のホイールを使い、尚且つブレーキの遊びも極力少なくする必要が有るので、この組み合わせはあまりお奨めは出来ない。
リムの振れが多い=遊びを少なく出来ない=レバーを握り切っても止まれない=危険
である。
更に、ブレーキを開放する為にはホイールを外さなければならないし、そのホイールを外す為にはタイヤの空気も抜かなければならないという、オマケ付きだ。
まあ、私はその不便さを覚悟の上で装着しているのだが、、、
後日70キロ程試乗を兼ねて走って来たのだが、やはりギドネットレバーはブルホーンハンドルとの相性が良いと思った。
ハンドルのどの位置を握っていてもブレーキレバーに指が届き易いので、安心感がある。
バーコンの位置もハンドル交換前より近くなったので、操作がし易くなった。
クロスター購入から約2年。
バーハン+エンドバーやらドロップハンドル、プロムナードハンドル、セミドロップハンドルまで色々なハンドルを試してみたのだが、やはり私と一番相性が良いのはブルホーンハンドルのようだ。
やっと2年に及ぶハンドル沼から脱出出来た気がする。
ブルホーン、3本目だけどな。
それでは。
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バーコン装着と再び9速化
前回9速用バーコンを購入したところまでお話したが、持っているだけではつまらないので、ブルホーンハンドル先端に装着した。
私はブルホーンハンドルにギドネットレバーとバーコンを装着して走りたいだけなのだが、残念な事に現在装着しているブルホーンはハンドル径の問題で、バーコンやエアロレバーは先端に挿せるのだが、ギドネットレバーが入らない。
手前部分のバー径が26mmだからだ。
ギドネットレバーが付かないものは仕方がないので、なぜか手持ちのテクトロの補助レバーを使って組んでみた。
いつか使うだろうと思い1年程前に800円程で購入した中古品だ。
勿論〇イクリーである。
安かった理由は、片側のアジャスターがバカになっているのと、ボルト類の錆だと思うが、外付けのケーブルアジャスターを使い、錆は油性の黒いペイントマーカーでリペアすれば、実用上は何も問題ない。
バーテープは、ブレーキレバーのクランプ部分手前から巻こうか迷ったのだが、結局クランプごと防振ジェルとバーテープで巻き込んだ。
ブレーキレバーは、本当はもっと先端よりの方が見映えが良さそうなのだが、レバーの形状上位置が遠過ぎると危険な気がしたので、少し手前寄りに装着。
私は手が大きい方だしあくまで私の主観的な話なのだが、補助ブレーキレバーはそのレバー形状ゆえ、なるべくハンドルの直線部分に近い位置に装着しないと、手が小さな人はレバーが遠すぎて指が届きにくい気がする。
シフターを9速用にしてしまったので、スプロケットはスラム11-34t9sの再登板である。
8速と9速はリアディレーラーの横移動幅が一緒なので、ディレーラーの調整さえキチンとしてあれば、スプロケット自体は9速だろうと8速だろうと完全にポン付けである。
リアディレーラーも7.8速用のAceraで何も問題無い。
チェーンは9速には9速用が必要だ。
インデックスで使用する場合は別途シフターが必要になるが、フリクションであればどちらも引けると思う。
フロント38tだとリア34tは殆ど使う機会が無いのだが、疲れている時や体調が悪い時の登り坂では重宝する。
保険の一枚だ。
さて気になるバーコンSL-BS77の操作感だが、これは中々シフト操作が心地良かった。
中古品とは言え、流石に腐ってもDURA ACEである。
パキンパキンと、非常に小気味良くシフトが決まる。
素晴らしい。
取り敢えず組んだ補助ブレーキレバーにも問題は無いが、やはり多少の違和感は残る。
やはり私は、ブルホーンにギドネットレバーとバーコンの組み合わせで走りたいのだ。
クランプ径26mmバー径23.8mm~24mmで先端内径が19mm以上のハンドルが有れば夢は叶う。
ギドネットレバーのクランプ径は23.8mmなのだが、バー径が0.2mm太い24mmでも何とか行けそうな気はするが、確実なのはバー径23.8mmのハンドルだろうか。
ここはやはり、またハンドルを新調するしかないな!
それでは。
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結局バーコン購入
今クロスターに装着しているブルホーンハンドルには2400のSTIを付けているのだが、よくよく考えてみたらこのハンドルはブルホーンにバーコンを装着する為に購入した事をすっかり忘れていた。
しかし、やはりSTIの操作性は素晴らしいし、バーコンを買ったら買ったでまたハンドル周りを弄くりまわすのも面倒くさいので、暫くは今のハンドル周りで現状維持しようと思っていたこのタイミングで、中古の出物に遭遇してしまうという、この不条理は何とかならないものだろうか、、、
シマノSL-BS77。9速用。購入先は勿論〇イクリーだ。
税抜き5500円のお値段は新品の8速用バーコンと比較すると微妙だが、8速と9速両方のスプロケットを所有する自分にとって、8速よりも9速の方をインデックスで使用出来たほうが有りがたいので、やや迷いつつもレジに進んでしまった。
現状はフロントシングルなので左側のバーコンは不要なのだが、またフロントを多段化したくなったときに、これならフロントディレーラーがロード用でも下引きのMTB用でも使えそうなので、大事に保管しておく事にする。
シマノのバーコンの使用感の話で、良く聞くのが
「シマノのバーコンは硬い」
という意見である。
ブルホーンハンドル先端に装着すると、ハンドルが振れて危険という意見さえ有るようだ。
但し感覚的な問題には個人差も有るので、ネット上のレビューなどというものは話半分で聞いたほうが良い気がする。
開封後に早速インデックスモードでパキパキやってみたのだが、言うほど硬いとは感じなかった。
両手で持ってこの節度なら、ハンドルに装着後にはもっと軽くなる気がする。
まあ「使い込むと動きが渋く無くなる」という意見も有るようなので、このバーコンは程よく使い込まれている状態なのかもしれない。
ところで、右側のバーコン表面にはなにやら気になる表記が有る。
うむむ、この表記はインデックスで8速も引けちゃうよという意味なのか、8速用のリアディレーラーで9速をインデックスで引けますよという意味なのか、非常に理解に苦しむ。
常識的に考えると多分後者な気がするのだが、これは実際に組んで試してみないと解らない。
でも、もし8速もインデックスで引けちゃったりしたら、それはそれで嬉しい誤算なので、あまり期待せずに試してみようとは思う。
それでは。
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ブレーキケーブルのハンドル内装化
前回ブルホーンハンドルにSTIレバーを装着した際に、ブレーキケーブルをこのような取り回しにしたのだが、ハンドルをギュッと握ったときのフィット感がイマイチよろしくなかった。
そういえばこのハンドルには前所有者が開けたらしき穴が有ったのを思い出し、この穴を利用してブレーキケーブルをハンドルに内装してみる事にした。
しかし良く見ると、穴の位置が左右で微妙にずれている。
これでは左右同位置にSTIレバーを装着する事ができない、、、
仕方がないので、電動ドリルとヤスリの出番である。
電動ドリル、持ってて良かった。
右側の穴を広げてヤスリで仕上げた。
ついでに左の穴の直径がギリギリだったので、これも広げた。
この穴はSTIレバーのブレーキケーブルを内装する為の穴かと思っていたのだが、前所有者がバーコンのシフトケーブルを通す為に開けた穴だったのかもしれない。
それなら左右で少々穴の位置がずれているのも納得がいく。
ケーブルを内装するのは初めてだったのだが、インナーを先に通してからアウターを通すと、うまく行った。
しかし、一旦レバーを仮組みしてみたら、今度は穴の位置の都合上レバーが若干手前側になってしまい、ハンドルとのクリアランスがギリギリになってしまった。
これでは危険なので、急遽アルミ缶でスペーサーを作る羽目に、、、
切って
折って畳んで
適当な厚さにしてブラケットに挟んでからレバーを装着。
無事ブレーキケーブルの装着まで完了したら、こいつの出番である。
今回もハンドルの防振対策として、バーテープの下に100均の防振ジェルを敷いた。
アルミのストレートフォークは、これをやっておかないと荒れた路面の走行が苦行である。
いつもは黒いカッティングシートでバーテープを止めているのだが、今回は気まぐれでダイソーの融着テープを使用してみた。
ハンドルを縦に握る部分のケーブルの張り出しが無くなり、握り心地はかなり向上した。
バーテープは、今回は手前側から巻いてみた。
ブルホーンにドロップハンドル用レバーを装着する場合は、手前から巻いた方が巻き易く感じた。
レバー位置がケーブル内装化前よりも若干手前になったので、ポジションが窮屈にならないか心配だったのだが、うん、特に何も問題無く走れた。
本当はもう少しレバー位置をハンドル先端に寄せたいのだが、あまり穴を開け過ぎるとハンドルの強度が落ちそうだ。
なのでハンドルの高さを5mm程下げてみたら、無理のない中々良いポジションになったので、今回はこれで良しとしたい。
それでは。
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