クロスターさんといっしょ

ローコスト自転車ライフ キャドハチさんともいっしょです   レ・マイヨさん(パナモリ)も仲間入り

クロスターさんを買ってしまった

家族が買い物に出かけてしまい暇になってしまったので続きを書きますね。

 

誰も興味無いかもしれないが、私は身長183cmである。

実は、体にフィットした自転車を所有したことが今まで無かったのだ。

ロードマンに乗っていた頃に自転車好きの友人からサドルの高さを指摘され、言われたとうりにつま先がギリギリ地面につく位にサドルを上げる事を試みたのだが、目いっぱい上げても言われたとうりの高さには足りなかった。

買って貰った頃はやや大きめに感じた車体を、私の体の成長が追い越してしまっていたのだ。

あの頃は、まあ仕方が無いと思いそのまま乗っていた。

 

話を戻そう。

3月末の仕事帰りに、前回話した駅前の自転車屋にエスケープを見せて貰う為に潜入した。

閉店時間も近かったが、お店の人の対応は良く感じた。

何か探しているのか聞かれたので、エスケープR3に興味が有る事を伝えた。

しかし女将の対応は予想外だった。

2017モデルのエスケープR3は2016モデルよりも重くなりタイヤのグレードも下がっているのであまりお勧め出来ないと言うのだ。

なんてこった。そんな情報は知らなかったぞ。

私は店内の他の自転車を物色し始めた。そして目に止まったのはミヤタのフリーダムフラットだった。

 

ああ、これは知っている。クロモリフレームのフラットバーロード的なやつだ。

「跨ってみますか?」

店員がフリーダムフラットのサドルを私に合うように上げてくれたので、跨ってみる。

問題のサドル高は、、、おお、ベストじゃないか!上がるんだ、ここまで、、、

しかし確かこいつのタイヤ幅は、、、

「25です」

やはり、、、

700Cの自転車未体験の私は、ほっそいタイヤに抵抗があったのだ。

歩道の段差でパンクする事が怖かったのだ。

他にタイヤ幅が28の自転車はないのか?

再び店内を物色すると、天井から吊るされた一台が目に止まった。

それは衝撃的な出会いだった。

まるでカワサキのレーサーのような、派手な黒、白、グリーンの車体が印象的だった。

なんてかっこいい自転車だ、、、

女将が、予算が許すならエスケープよりもクロスターのほうが軽いしお勧めだと言う。

いや、もうすでに決めている。

見た瞬間に気に入ってしまったのだから。

サドルを上げて貰いクロスターに私は跨った。

ベストだ。良いじゃないか。

「お客さんずいぶん背が高いけど、この自転車はサイズぴったりですよ」

「えぇ、実は今まで身長に合った自転車に乗った事が無かったんですけど、これは良さそうですね」

さっきのはフレームがワンサイズ小さかったので腕が真下に伸びるような変なポジションだったが、これは多分適正なサイズのフレームだ。

私はクロスタートップチューブを持ち、持ち上げてみた。

軽い、、、息子のブリジストンの子供用MTBもどきの自転車よりも、遥かに軽い、、、

これは自分が買うべき自転車だと思った。

そして、ネットで見つけた、何処かの誰かが言った言葉を思い出した。

「5万円の自転車は、見た目で気に入ったのを買えば良い」

これは名言だと今でも思う。

 

そして、次の休日にはクロスターさんが私の愛車になった。

 

しかし、実は数日前にあさひでウイークエンドバイクに跨らせて貰っていた事は、ここだけの話である。

 

それでは。