クロスターさんといっしょ

ローコスト自転車ライフ キャドハチさんともいっしょです   レ・マイヨさん(パナモリ)も仲間入り

CAAD8で初サイクリング  からの8速化とドロップ化

組み上がってから近場を計100キロ程走行し、新しい自転車にも大分身体が慣れてきた。

そろそろ少し足を伸ばそうと思い、CAAD8で初めてのサイクリングに行く事にした。

目的地は茨城県の境町。

一度クロスターで訪れた事が有るルートを今度はCAAD8で走れば、クロスバイクロードバイクの違いが解り易いと思った。

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ここは昔水運で栄えた町で、確かに利根川の渡し辺りからいきなり街道が始まっている辺りが、昔の面影を偲ばせる。

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私はこういう昭和の面影が色濃く残る街並みが大好物である。

 

江戸川サイクリングロードの関宿手前辺りから北東に向かって走るのが最短距離なのだが、往復同じルートだとつまらないので、行きは途中運河沿いを東に向かい、利根川沿いを北上する事にした。

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運河辺りで休憩

初めて120キロ程CAAD8で走ってみた感想は、クロスターで同じ場所を訪れた時よりも、平均時速が上がり身体も楽だったという事だった。

疲労感も少なく、どこも痛くならない。

但し、クロスターよりも路面のうねりや縦の段差には敏感な車体なので、そこら辺は

諸刃の剣なのだと思う。

長距離移動の快適さと引き換えに、リスクも手に入れたのだから。

 

あとは復路は向かい風だったので、想定通り19tが欲しくなった。

11-13-15-17-20-23-26-30-34tだとアウター44tで走ると、 向かい風で使うギアは17-20になってしまう。

17では少し重いし20では軽すぎる。

我慢して17tで走ったが、やはり間の19tが欲しい。

そうなると9速を維持するならスプロケット新規購入になってしまう。

私的な意見だが、9速が8速よりも優位なのはフロントシングルで走る場合くらいで、フロントを二枚化してしまった今では、8速も9速もそう変わらないと思う。

私が平地でアウターで多用するリアのギアなんて、所詮4枚程度なのだから。

9速に拘らないのなら、手持ちに13-23tと11-28tの8速のスプロケットが有る。

どちらも17tの下は19tだ。

クラリスSTIだって有る。

取り敢えずクロスターに組んでしまったが、RD2400SSも有る。

となると、必要なのは9速のスプロケットでは無く、8速のSTIを装着する為のドロップハンドルになる。

26mmのドロップハンドルは形状の選択幅が狭いので、31.8mmのステムも必要だな。

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実はもう組んでしまっている

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ST2403はフロントトリプル用なのだが、フロントディレーラーの移動幅をセンターとアウターに制限してしまえば3速目に入らなくなるだけなので、2枚クランクでも問題なく使える。

新しいステムとキャノンデール純正の410mm幅ドロップハンドルは、税込み2千円でおつりが来た。

〇イクリー、最高過ぎる。

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クラリスのショートケージ。

スプロケットは11-13-15-17-19-21-24-28t。

共にクロスターからコンバートした。

フロント周りは、相変わらずの変態仕様44-32t。

久しぶりのドロップハンドルだが、慣れが必要なのはハンドルではなくブレーキだと感じた。

ポジション自体は、下ハンドル以外はブルホーンと大差無い。

 

それでは。

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クロスターさん復活!

家の車庫にバラバラの状態で保管されている私のクロスター

暇を見つけて組もうと思っているのだが、中々手が付かない。

まあ、眺めているだけではいつまで経っても出来上がらないので、取り敢えずホイールにタイヤだけでも履かす事にした。

ついでにスプロケットくらいは装着して、フレームに組んでしまおう。

、、、、、

ハンドルとレバー付けるまではやっとくか。

、、、、、

せっかくだし、BBとクランクも組んどくか、、、

、、、、、

リアディレーラーも行っとく?

、、、、、

ここまでやったら、フロントディレーラーも付けて位置決めまでは。

、、、、、

 

サドル、たしかこの辺に仕舞っといたよな、、、

ゴソゴソ、、、、、

、、、、、

ポジション、こんなもんだよな。

、、、、、

あれ?おかしいな、、、

あとケーブルを張ってバーテープ巻いたら完成じゃないか。

、、、、、

やっちゃうか!

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完成しました

何回かに分けて組み立てようかと思っていたのだが、結局一回で完了してしまった。

シフトのアウターケーブルは、保管していた純正品をそのまんま使用したので、手っ取り早かった。

そこだけアウターが白なのはご愛嬌である。

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すっかり自転車が趣味な人の家みたいになってしまった

スタンドが無いと買い物に不便なので、GIANT純正のサイドスタンドを付けた。

付属のクイックレバー(おそらく135mm用)に挟んで、ダボ穴一箇所にボルト止めで固定する仕組みなのだが、汎用品のサイドスタンドだとチェーンステーに傷が付くし、ボルトも緩むので、これにした。

変なガタも無くスプリングの節度も良いし、長さもピッタリな所は流石純正部品と言ったところか。

見た目がシンプル過ぎて強度面が心配だったが、そこも問題無さそうだ。

完全にクイックレバーを抜かないとホイールを外せない仕様になってしまったが、そもそも私は最初のうちはクイックレバーは完全に抜いてからホイールを外す物だと思っていたので、、、まあ、問題ない。

本当はセンタースタンドが欲しかったのだが、長さが合わなかったりケーブルに干渉したりすると、加工が面倒臭そうなので止めておいた。

ベルは、純正品は息子の自転車にあげてしまったし、クロスターに装着していたBBBのベルは、CAAD8にあげてしまった。

なので急遽〇イクリーで108円で調達したのだが、バンドの寸法を間違えて購入してしまったので、結束バンドで固定するという力技になってしまったのは、ここだけの話である。

f:id:suou9072:20190313163246j:plainちょっと見た目がアレだが、実用上は問題ないので大丈夫だ。

あとは注文中のリアキャリアが到着すれば、5kg米を買いに行けるクロスバイクの完成である。

 

それでは。

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クロスター用のホイールを購入した

バラバラに分解して家の車庫の壁にぶら下がっている状態の私のクロスター

暇を見つけて組み立てようと思っている訳なのだが、ホイールをどうしようか迷っていた。

GIANTの5万円クラスの完成車に装着されているSPINFORCE LITEという名のホイールは、私のがハズレなのかも知れないが、リムが実によく振れるのだ。

私の場合は、コンパクトVブレーキとロード用ブレーキレバーを組み合わせ、ブレーキの遊びをギリギリまで少なくするという、誤った仕様で走っていたので、割と頻繁にリムの振れ取りを行っていた。

素直にVブレーキ用のブレーキレバーと組み合わせて遊びを多めにして乗っていれば、そこまで気にならなかったのかも知れないが。

まあ兎に角も、街乗り専用の自転車としてクロスターを復活させるとして、もう一度SPINFORCE LITEを組む事に抵抗が有ったのだ。

では新しいホイールを新調するにしても、シマノのR500は約1万円である。

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サブの自転車に、追加で1万円の支出は出来ないな、、、

ではCAAD8に高級なホイールを奢って、クロスターに今CAADに履いているR500を移植するのはどうか。

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いや、だから、暫くは散財は控えろと。

でも、こんな時こそ〇イクリーである。

早速商品検索を掛けると、、、、有るじゃない。

GIANTのSR2というホイールが、セール価格で税込み¥3100である。

このSR2というホイール、DEFYやESCAPE RX等の10万円前後の完成車に装着されているホイールなのだが、重量は前後で約2キロの所謂鉄下駄である。

しかしそれでもSPINFORCE LITEよりは200g程軽い。

一応ワングレード上のホイールだしな。

早速実店舗にクルマで向かい現物を見てみると、リムの磨耗は私のSPINFORCE LITEよりも遥かに少なく、程度はそこそこ良さげである。

まあシマノのホイール程の精度は無さそうだが、価格が価格なのでそこは期待してはいけない部分だ。

もうクロスターで遠出をする気は無くなってしまっているし、街乗りクロスにはこれで十分だと思ったので、購入してしまった。

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クイックとリムテープも付属していたので、ちょっと嬉しい。

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あとは、アヘッドのスペーサー1枚と、トップキャップ、ベルをクロスターから拝借してしまっているので、それらが揃えれば時間さえ有ればクロスターを組める。

そう、今私のCAAD8のトップキャップには、誇らしげにGIANTと刻印されているのだ(笑)

街乗りとお買い物に使う自転車なら、スタンドとキャリアは是非装着したいアイテムだな。

ハンドルはセオリー通りバーハンとエンドバーで組むか、日東のセミドロップハンドルを上向きに組んでアップライトなポジションにするか。

グリップは、防振ジェルの上から、余ってるバーテープ巻いとけば良いか。

ブレーキレバーは、これまでの教訓を生かして、素直にVブレーキ用を着けよう、、、

サドルは、以前アマゾンで安く買ったフカフカのヤツでいいな。

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あ、なんか街乗り仕様の自転車の事を考えるのも、結構楽しいぞ。

コンセプトは、「息子と一緒に時速10キロでお出掛け出来る自転車」だ。

あと、「ドンキの駐輪場に停めてサッと買い物が出来る自転車」というのも加えておきたいかな。

やはり自転車は、考えている時が一番楽しい。

 

それにしても、今の知識が有る状態でクロスバイクを初めて買うのなら、今の私なら迷う事無くGIOSのミストラルを買っていると思う。

あれは、シマノのホイール(R500)とシマノのブレーキが付いて、実売価格はESCAPE R3と変わらない。

特に特徴が無いのが特徴の自転車のようだが、今の私には実に魅力的なクロスバイクに見える。

ロゴがGIOS GIOS GIOSと、ちょっと五月蝿いけどな。

でもクロスターに2年乗らなければ解らない事も色々と経験出来たので、自転車の勉強にはなったな。

 

それでは。

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必要に迫られ、フロント多段化

CAAD8のケーブルガイドがようやく到着した。

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シマノのケーブルガイドはビス止めでしっかり固定されるのだが、これはフレームのBB下の穴に突起を嵌めるだけの作りのようだ。

試しにフレームに取り付けてみると、、、

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ちょっとユルユルである。

ケーブルのテンションで固定しろと言うのか?

意図的にこういう作りなのか、単純に精度が出ていないのか解らないが、良く出来たフレームなのにこういう所はアメ車なんだな。

しかも、リア用のケーブルだけを通すと、左(フロント用)側がフレームから浮いてしまい、ケーブルガイド自体も右側に斜めに寄ってしまう。

フロントシングルのままで乗り続けると、いずれケーブルガイドの突起部分が折れて、ケーブルガイド本体が外れる所まで、容易に想像出来てしまった。

ケーブル2本のテンションで左右均等に固定しろ、と。

フロントシングルでは組めない仕様ですよ、と。

仕方が無い。

フロントシングルで何も不自由はしていないのだが、今の私に残された選択肢は、フロントディレーラーを装着する事だけになってしまったようだ。

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まず左側にもバーコンを装着する為、ハンドル左側にも穴を二箇所開ける。

ああ、面倒臭い。

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クラリスの170mmの3枚クランクも持っているのだが、175mmのクランクアームで走りたいので、アセラの175mmクランクからシングル用チェーンリングを外し、アウターとセンターを装着する事にする。

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アウター44t センター32t

新品のアセラのクランクセットから外した未使用品だ。

今回はインナーは装着しない。

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さて、問題のフロントディレーラーだが、手持ちの下引きのMTB用を使ってもよいのだが、それだと気まぐれでドロップハンドルとSTIを装着したくなった時に、フロントディレーラーを引けなくなってしまう。

なので今回は手持ちの旧クラリスのトリプルクランク用ディレーラーを使う。

実はロード用FDとアウター44tの組み合わせは、以前クロスターに組んで一度失敗している。

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色が似ているけど、これはクロスターさんです

この時は、センターとアウター間のチェーンの移動が辛うじて出来る程度で、とても快適な操作感と言えるものでは無かった。

ロスターはボトルケージ取り付け用のネジ穴の位置が低く、ロード用FDを適正な位置に取り付ける事が出来なかったのだ。

アウターリングとディレーラーの位置が離れすぎていた。

過去に失敗している組み合わせの部品をまた装着する事になるのだが、CAAD8はボトルケージ取り付け用のネジ穴の位置がクロスターよりも上部だ。

CAAD8はアウター44tでもFDを適正な位置に装着出来るかもしれない。

そこに賭けるしかない。

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無事装着できました

トリプルクランク用のFDなのだが、インナー側の調整ボルトで追い込んだら、センターとアウターのみで普通に使えるようになった。
前回はFDをいくら調整しても快適な動作にならなかったのだが、今回は成功である。

普通にサクサクと変速出来る。

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10キロ程試乗

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しかし見事に大混成のパーツだな

一応インナー扱いのセンターリングは32tを組んだが、おそらく使うのは急坂だけだと思う。

ま、保険の一枚だ。

すっかりフロント38tシングルに慣れてしまっていたので、44tとは言えアウターで走るのはキツイかなと思っていたのだが、意外と普通に走れる。

リアは20tと17tの上げ下げがメインになってしまうと厳しいかなとも思っていたが、これも意外と20tの使用頻度は低そうだ。

17tと15tで結構走れる。

ロスターよりも重いギアで、普通に走れてしまうフレームなんだな。

まあ19tと21tが欲しくなったら、その時は手持ちの8速スプロケットに変更するまでである。

8速でもバーコンはフリクションでも使えるので、問題無い。

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとCAAD8に試乗してきた

早ければ今週中にケーブルガイドが届く筈だったのだが、昨日自転車屋さんに問い合わせたら、まだメーカーの在庫の確認が取れていない状態らしい。

意外と時間が掛かるな。

ああ、これは最悪アメリカからの取り寄せで、発注後に船便で一週間くらい掛けてのんびり輸送される所まで、覚悟する必要があるのかもな。

過去にアメリカ製のオートバイの部品で、それをやられた記憶がある。

  

まあ中々届かない部品が到着するまで目の前に有るCAAD8に乗れないのもモヤモヤするので、取り敢えず乗れる状態にしてしまい、少し試乗する事にした。

まずはタイヤの交換だ。

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IRC ジェッティープラス 700x23c

バラバラにしてしまったクロスターは、いずれ街乗り用に復活させる予定である。

するとどのみちタイヤはもう1セット必要なので、思い切って新調してしまった。

私にはちょっと細過ぎるかもしれないが、せっかくロードフレームになったのだから、一度くらいは23cを試してみよう。

人生何事も経験である。

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イノウエのタイヤにした理由は、信頼出来そうなメーカーの23cタイヤで、一番安かったから。

ただそれだけ。

形状は、表面に溝は無いないのだが、少し凸凹したパターンが入っている。

セミスリックといった所か。

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リアディレーラーにケーブルを張れない状態なので、リアのスプロケットはディレーラーのトップ側の調整ボルトで追い込んで、取り敢えず15tに固定してみた。

外から3枚目までは行けるようだ。

4枚目の17tまで行けない事も無いが、カリカリ音が出るのでやめておいた。

調整無しで11t固定で走るのは、流石にしんどい。

因みに38tシングルのクランクセットも11-34t9sのスプロケットも、クロスターからマルッと移植しただけなので、ギア比は変わっていない。

ポジションは数値は測っていないが、体が何となく記憶しているクロスターに乗っていた時のポジションに、近づけたつもりだ。

ハンドルだけは数ミリ低いかな、、、

私はフィッティングに3万円払う勇気を持ち合わせていないので、これで良い。

でもまあ、これで取り敢えずは走り出せる。

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 さて試乗のコースであるが、15t固定の慣れない自転車と人生初23cなので、いきなり遠出はしたくない。

キャリパーブレーキにも、まだ慣れていないしな。

かと言って余り近すぎても、クロスバイクとの違いが解らなそうだ。

なので、少し家から離れたスーパーでパウダーのスポーツドリンクを買って、その後千葉県側に川を渡り、〇イクリーで予備のチューブを買って帰ってくる事にした。

これで大体20キロ程だろう。

サイクリングロード有り、幹線道路有り、橋の登り有り。

試し乗りにはちょうど良さげなコースだ。

 

まず江戸川サイクリングロードで、緩めのポタリングペースで少し様子を見てみる。

あれ?おかしいな、、、

ロスターだと時速18キロ程度の力の入れ具合なのだが、時速20キロを切らない。

車道に出て足の回転を速めると、フロント38tのリア15tなのに、あっさり時速30キロに到達してしまった。

しかも28cタイヤを履いたクロスターよりも、23cのCAAD8のほうが乗り心地が良いのだ。

なんだろう、路面の情報自体はしっかりと体に伝えて来るのだが、荒れた路面や継ぎ目の、嫌な感じの硬い衝撃だけは、ぼかして柔らかくしてから伝えて来るというか、、、

そう言えば先日CAADに28cタイヤで2キロほど乗った時は、タイヤもホイールもクロスターから移植しただけなのに、やけにフワフワした乗り心地になったな、と感じた。

カチカチのアルミストレートフォークからカーボンフォークになったので、ハンドルへの硬い衝撃が減るのは当然なのだが、尻に伝わる硬い振動も減ったので、きっとこれが縦方向の衝撃は逃がすフレームという物なのだろう。

同じアルミフレームなのに、これはもう完全に別な乗り物である。

 

石畳風やレンガ敷き風の路面も走ってみた。

カチカチに硬いクロスターはこういう路面が大の苦手で、硬い衝撃が全身に伝わり続けるだけでは無く、走行速度がてきめんに低下する。

速度を維持する為には、硬い振動に耐えながら漕ぎ足して走り続けるしかない。

しかしCAAD8は、こんな路面でも何事も無く走破してしまう。

速度の低下もほんの僅かだ。

目から鱗である。

やはりクロスターは前後フェンダーとキャリアでも装着して、街乗り&お買い物仕様の自転車として復活させよう。

そもそも、そういう用途向けの自転車だしな、、、

 

幹線道路に出て、車道の左端を走る。

うっかり大き目の小石を前輪で踏んでしまい、その瞬間ハンドルが少し取られた。

23c怖ええ。

危ない危ない。

タイヤを細くしてしまったから、路面状態の確認は今まで以上に慎重にならないとな。

初めての23cだが、きっと慣れれば問題無い。

多分問題無いと思う。

問題無いんじゃ無いかな。

まちょっと覚悟はしておけ。

 

直進安定性はやや低く感じた。

ここはクロスバイクに分が有るな。

しかしこれは、慣れで解決しそうな問題な気がする。

逆に旋回性はクロスターよりも高い筈で、実際サイクリングロードの90度クランクが連続する部分では、今までは相当身構えてから曲がっていたのだが、とても自然にすんなりカーブを通過出来るようになった。

 

さて、橋の登りである。

リア15tだし、無理なら押して登るしか無いと思っていたのだが、何とか登れてしまった。

この程度の坂なら15tでも行けてしまうのか、、、

やっぱりこのフレーム凄いな。

 

105のキャリパーブレーキは私には完全にオーバースペック気味だが、ある所から急激に製動力が立ち上がるVブレーキよりも、これなら安全確実に止まれると思った。

コントロールがし易く確実に止まれるブレーキは、自分の身だけでは無く、周りの歩行者や自転車で走る人達の身の安全をも保障すると思う。

 

関係無いが、〇イクリーには予備のチューブを買いに行った筈なのだが、何故かシートポストを衝動買いしてしまい、チューブを買い忘れて帰って来たことは、ここだけの話である。

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肉抜きされた造形に一目惚れしてしまったのだから、仕方が無い。

OVALのパーツについては詳しく無いのだが、FUJIの完成車に良く装着されているらしい。

そう言えば、NAOMIちゃんにもOVALのパーツが随所に装着されている。

 

最近ちょっと散財が過ぎるので、自重しないとな。

それでは。

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取り敢えず自転車の形になった

CAAD8の中古フレームに手持ちのパーツを組み、なんとか走れる状態になったので、駅前の自転車屋まで防犯登録に行って来た。

走れる状態と言っても、まだシフトのケーブルガイドが付いていないので、リアは11t固定である。

週末にシフトケーブルを通してから乗れば良いじゃないかとも思ったが、一刻も早く乗りたいので、この状態でクロスターを買った自転車屋に突撃だ。

ああ、やっぱり街の自転車屋は入り易い(笑)


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しかし、このフレームにクロスターのサドル、まるで違和感が無いな。

 

片道1キロとは言え、11t固定は厳しいかと思いきや、発進時は重いものの、なんとか普通に走れてしまった。

まだそれ程スピードは出していないが、速度の増し方が明らかにクロスバイクとは違う。

エントリーグレードとは言え、ロードフレームの片鱗を見せ付けられた思いだ。

28cタイヤにトップギア発進でもこれなのか。

 

キャリパーブレーキの装着は、ネットで取り付け方を調べながら作業したら、呆気なく装着出来た。

はっきり言って、vブレーキの装着と調整よりも、作業性が良いと感じた。

まあ、まだトーイン調整はまだしていないのだが。


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完全に組み上がったら、早速走りに行くつもりである。

 

それでは。

 

 

スポーツサイクル専門店に凸入

家の車庫に、ロードバイクっぽい形の何かが生えて来た。

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うん、実に美しい。

あとはCAAD8のフレームにケーブル類とチェーンを装着し、ブレーキの調整をすれば走行出来る所まで組み立ててみたのだが、頓挫してしまっている。

BB下のケーブルガイドが欠品だからだ。

商品説明覧の「ケーブルガイド欠品です」の一言を甘く見ていた。

CAADのケーブルガイドは独自規格の専用設計だと知らずに「シマノのケーブルガイド持ってるし大丈夫だろう」くらいに軽く考えていたのだ。

痛恨のミスである。

 

仕方が無いのでキャノンデール売店でケーブルガイドを購入しなければならないのだが、電車に乗って新宿の〇イズロードまで行くのも時間と交通費が掛かるので、近所にキャノンデールを売っている自転車屋は無いか調べてみた。

お、有るじゃない。

家から直線距離で3km程。

歩いて行くには遠いが、店の前に駐車スペースは有るようなので、クルマで行く事にした。

行く前に店のHPをもう少し詳しく見てみると、フィッティング料金〇万円とか、計測のみは〇千円とか書いてある。

なんか店の人やお客さんがレースに参加しているらしい。

 

ここ、、、街の自転車屋じゃ無くて、ガチな自転車屋だ!

 

私が入店した事が有るスポーツサイクル専門店は〇イズロードくらいで、ガチな自転車屋はGIANTのクロスバイク乗りには敷居が高い気がして、まだ入った事が無い。

だがしかし、今の私は中古フレームでロードバイクデビューを果たしているのだ(まだ乗ってないけど)

臆する事は無い。

覚悟を決めよう。

そうだ、私はこれからガチな店キャノンデールのケーブルガイドを買いに行くのだ。

 

へえ、こんな所に自転車屋あったんだな。

今まで気が付かなかった。

店に着き、駐車スペースにクルマを停める。

隣の駐車スペースには、エンジン掛けっぱなしの白いレクサス

運転席の女性は、多分エアコン入れっぱなしで、スマホに夢中になっている。

ガソリン代、気にしない人なのか?

そしてレクサスの助手席には毛並みの良いヨークシャテリアが鎮座している。

おい、店入る前からこれかよ。

 

私が意を決して店のドアを開けるやいなや、店員さん達が大きな声で挨拶をしてきた。

「こんにちわあ!」

びくっ。

「こんにちは」なのか?

この店の挨拶ルールは「いらっしゃいませ」じゃ無くて

店員全員で元気に「こんにちは」なのか?

そうか解った。

店のルールには従おう。

「え、ぁ、こん、、、、」

いかん、挨拶を返すタイミングを完全に逃してしまった。

まあ、いい。

私はキャノンデールのケーブルガイドを買いに来たのだ。

私は勇気を出してカウンター奥の整備スペースでMTBの整備をしている店員さんに声を掛けてみた。

「あの、、今、ちょっと大丈夫ですか」

「、、、、、、、、、、、、」

無言だ!聞こえてない!

整備に集中しているのか?それとも私の声が少し小さかったのか?

まあ、集中しないと、客の自転車に工具で傷とか付けたら大変だろうからな。

仕方が無い、店内を歩きつつ、声を掛けて良さそうなタイミングの他の店員さんを探そう。

 

店の中を見回すと、やはり展示車はロードバイク率が高いようだ。

パーツが展示されたショーケースには、「全品10~40%OFF」のPOPが貼られている。

この価格は良心的なのか?定価自体が高そうなので、良くわからないぞ、、、

店内の奥には、フィッティングルームのようなスペースが有る。

そして、自転車のような形をした、ポジションを計測する為の謎の機械が設置されていた。

ああ、あれは〇イズロードで似たような形のを見た事があるぞ。

日曜日のせいか、どの店員さんも忙しそうだ。

店内を徘徊していても埒が明かないので、私は店のレジ兼カウンターで順番待ちをする事にした。

ちょうど私の前の順番の男性客が、カード決済で支払いをしているところだった。

店長ぽい人「、、、、、十万、、、、千円ですね」

おいっ!

今、ちらっと聞こえたぞ。

言ったよね、今さらっと50万って言ったよね。

あんたも!今一体何買ったんだよ。

完成車か?それともフレームだけで50万とかのやつか?

気になる!頼むから教えてくれ!

 

そして間髪を入れず、奥のフィッティングルームからは、シマノのR500とは明らかに異なるラチェット音を高らかに響かせながら、頭のてっぺんからつま先までビシッと決めたガチな人が、スペシャライズドを押して颯爽と登場して来た。

フィッティングして来たんスか?

〇万円のやつ、やって来たんスか?

うわ、何そのアウターリング、見た事無え形してますね、、、

 

軽くカルチャーショックを食らい呆然としている私に、やっと店長ぽい人が気付き、奥でMTBの整備をしている先程の青年に、私の接客をするよう目配せをしてくれた。

 

店員「今日は何か?」

私「あの、キャノンデールのケーブルガイドって、在庫有ったりしますか?」

店員「、、、どこら辺に付ける部品の事でしょうか?」

通じてない!

私「BBの下辺りに付ける、、シフトケーブルを通す、、あのプラスチック製の、、」

店員「ああっ」

良かった!通じたようだ。

店員「車種は何になりますか?」

私「キャド、ハチ、です」

店員「、、、キャードエイトですね」

訂正された!

私「キャードエイト、、、です」

店員「年式、お解りになりますか?」

おい!車種ごと年式ごとで専用設計なのかよ!

まあ、その後のやりとりは順調かつ丁寧な対応で進み、価格については私が了承済なので、メーカーの在庫が確認出来次第の発注という事で話が付いた。

早ければ今週末にはキャドハチ、いやキャードエイトシェイクダウンが出来そうだ。

 

店を出ると、エンジン掛けっぱなしのレクサスの女性は、まだスマホを弄っていた。

ガソリン代、気にする必要が無い人が来る店なのだろうか、、、

 

それでは。